私たちの目の前にある世界は、見方を少し変えるだけで、無限の輝きを放ちはじめる──。小説家・保坂和志が書く、世界の本質を見つめるための、いくつかの方法。
本連載の第1回~第5回、第7回、第10回、第11回は公開を終了しました。加筆・修正のうえ、絶賛発売中
『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた』
に収録されています。
第20回 “文”の持つ不羈の精神
第19回 70年代の2人の小説家
第18回 70年代喫煙事情
第17回 60年代日本文学にとっての“現代”
第16回 現代文学の“現代”とは何か?──カフカとベケット
第15回 70年代のビートルズ
第14回 「新しさ」が最高の価値だった時代の黒澤明と岡本太郎
第13回 「新しさ」が最高の価値だった時代
第12回 いまや忘れられつつある“現代”
第11回 アドバイスが成立する関係
第10回 「神の視点」に立ってしまうことの危惧
第9回 「いじめ」は単純に語れない
第8回 学校という場所——未履修問題と子どもの自殺について
第7回 「30歳までなんか生きるな」
第6回 私が「ぶり」にこだわる理由
第5回 「生」の外には出られない
第4回 「命」について
第3回 冷淡さの連鎖
第2回 大は小より脆弱である
第1回 プー太郎が好きだ!
保坂和志
ほさか・かずし 1956年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。90年、『プレーンソング』でデビュー。93年、『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年、『この人の閾(いき)』(新潮文庫)で芥川賞、97年、『季節の記憶』(中公文庫)で谷崎潤一郎賞と平林たい子賞を受賞。著書に
『書きあぐねている人のための小説入門』
(草思社)、『カンバセイション・ピース』『小説の自由』(ともに新潮社)などがある。