人は戦後をどう生き抜くのか。占領下で出会う異国の文化は何をもたらすのか。暴力的に米国と出会った沖縄で、人の根源的な強さと優しさを探す紀行ノンフィクション。
最終回 最後の58号線
第48回 戦時下のカーニバル
第47回 彼にとってアメリカ人は
第46回 バラックの家と自転車
第45回 KSBKを救え
第44回 故郷を離脱する者
第43回 土曜日のラジオとアイロンがけ
第42回 ラジオを愛した男
第41回 そのときボブはどうなったか
第40回 原点はスクラップ・ヤード
第39回 幻のラジオ・ステーション
第38回 沖縄はお買い得
第37回 彼らが貝になる時
第36回 悪意のない悪意
第35回 沖縄に来て気づいたこと
第34回 基地を離れた牧師
第33回 戻らない人々
第32回 アメリカに家を貸そう
第31回 ドライブインから住宅へ
第30回 開けてみたくなるドア
第29回 憧れの住宅がフェンスを越えた日
第28回 たかがポーク、されどポーク
第27回 許可されない者たち
第26回 懐かしいアメリカ
第25回 ポークなしでは生きられない
第24回 空き缶の奏でる音
第23回 あの缶詰が食べたい
第22回 小さな偶然
第21回 ぼくたちは上手に生きた
第20回 わたし、あなた、キスキスヂョートー
第19回 少年が英語を耳にした時
第18回 ミー、オキナワン
第17回 米軍キャンプのピーウィー
第16回 ホテルの見た、夢のあとさき
第15回 コザの燃えた夜
第14回 混乱の予兆
第13回 週末の夜、コザでは
第12回 ココースにはもう行ったかい?
第11回 嘉手納軍人のソウルフード
第10回 CoCo壱番屋の謎
第9回 現代のバラック
第8回 沖縄建築の意匠
第7回 石の箱から家をつくる
第6回 自由と祈りの原風景
第5回 ゴツゴツした街の生命力
第4回 アメリカ人の見ていた海
第3回 憧れのニックネーム
第2回 ジミーのパイは知っている
第1回 基地とアップルパイ
駒沢敏器
こまざわ・としき 1961年東京生まれ。雑誌「SWITCH」で編集者、取材記者を務めた後、現在はフリー。著書に『地球を抱いて眠る』『街を離れて森のなかへ』『ミシシッピは月まで狂っている』、翻訳書に『空から光が降りてくる』他。2004年、初の小説『夜はもう明けている』を上梓。最新刊に『語るに足る、ささやかな人生──アメリカの小さな町で』